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2013年9月17日 (火)

マスコミの犯罪――汚染水もれの報道

 脱力してしまう話ばかりのこのごろです。
 安倍晋三は、バカなのか嘘つきなのか――まあ、両方であっていけない理屈はありませんが――。いずれの場合も「想像を絶する」とか「途方もない」とかいう形容詞が頭につくシロモノです。
 どちらにしても始末におえないのに違いはないのですが、ただこのウソは決して個人の資質に関わることではなくて、もっとずっと構造的なものなのでしょう。

 参議院選挙が終わった途端に、汚染水もれの問題が大きくクローズアップされました。
 これを、自民党政権が福島の現実に向い合い始めた兆しだと捉える意見をあちこちで目にしましたが――「後知恵」と言われようとも――とんでもない見当違いだと断言できます。
 
 汚染水もれで騒ぎ立てたマスコミは、あたかも福島原発事故での唯一・最大の問題がそれだという流れをでっち上げるのに成功しました。
 そのあとで、安倍晋三が「0.3kmへいべい」に汚染水を封じ込め、完全な管理下においているというウソっぱちを表明したのでしたね。

 汚染水による海洋の汚染ももちろん重大事ですが、ことはそれにとどまらない。
 大気だって大地だって、大いに汚染されているわけです。
 SF映画などに出てくるように、汚染地域をドームで覆い尽くし、すっかり「隔離状態」にでもすれば違いますが、そうでもないかぎり大気を「封じ込め」て管理下においているなんてウソは、いくらなんでも言えません。

 もちろん、重油漏れを封じ込めるのとは違って、港湾の海水を完全に隔離するなんて、そう簡単にできるわけがない。海底まで届く完璧な防壁と、波が乗り越えることのできない海上部分が必要です。安倍晋三が世界中に広言したのは、確かにウソに違いありませんが、大気の封じ込めよりは、口にしやすいウソでありました。
 そのウソを可能にするための――伏線としての――キャンペーンが、参院選以後の空騒ぎだったのではないかと私は思うわけなのです。

 要するに、マスコミが相当ひどい状態にあるということ。
 これは、既に多くの人が指摘していることですが、いくら強調しても強調したりないくらいの重大事です。
 マスコミは、権力とズブズブどころではない、一心同体、その一部分そのものだと考えなくてはいけないでしょう。マスコミの犯罪を云々するのを、陰謀論の一種のように否定するのは、事実に目を開いていないからこその無知か、故意による誘導です。
 少なくとも全国紙など、絶対に購入しない。テレビもスイッチを消す、これを徹底する必要は、ほとんど国民の義務と言ってもいいようなものではないでしょうか。

 私の周辺では、この間も「東京オリンピックまで生きていられるようにお互い頑張りましょう」なんて言っている高齢者がいました。
 いったい、こいつは何を考えて生きているのか、と――それが失礼に当たるのか、self-righteous な傲慢なのか知りませんが、実感として避け得なく思ってしまうのでした。
 
 こういうバカどもが、日本の国民の土台の部分にドッシリと存在してしまっているのではないか、そういう疑いを持ち始めています。

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「福島原発」カテゴリの記事

コメント

しつこくスミマセン。
大切なことをほとんど書いていないと後で気づいて~(^-^;
巨大メディアの罪に対するオコジョさんの深い怒りにはもちろん同感です。
例えば 読売新聞の下の記事です。

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安倍首相「未来と安全に責任」…汚染水巡り強調

特集 五輪招致

 【ブエノスアイレス=土方慎二】
東京電力福島第一原発の汚染水漏れについて、安倍首相は「問題はない」と繰り返し、政府として責任を持って解決する姿勢を強調した。

 「(汚染水は)原発の港湾内の0・3平方キロ・メートルの範囲内で完全にブロックされている。数値は、最大でもWHO(世界保健機関)の水質ガイドラインの500分の1だ。日本の食品や飲料水の基準は世界で最も厳しい。現在も将来もまったく問題ない。抜本解決に向けたプログラムに責任を持って着手している」

 安倍首相は、IOC委員からの質問にこう答えた。その上で「今、この瞬間にも、福島の青空のもと、子供たちはサッカーボールを蹴りながら、未来を見つめている。私は、彼らの未来と安全に責任を持っている」と締めくくった。(2013年9月8日03時04分 読売新聞)

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「今、この瞬間にも、福島の青空のもと、子供たちはサッカーボールを蹴りながら、未来を見つめている。私は、彼らの未来と安全に責任を持っている」と締めくくった。

と土方慎二記者は記事は締めくくっています。
(これを読んで吐き気のしない、または、血管が切れそうにならない人はどんな人なんだろう)
と、私は思いました。

でも、現実にこうした記事を読んで、簡単に信じ込む人がたいへん多いのですねえ。
そこで思い出されるのが、この春にNHKをやめた(やめさせられた?)堀潤さんのインタビューでの言葉です。

超かいつまんで言うと、
堀潤さんは、今、大切なのは市民の発信力を強化することで、マスメディア側の開放は時代とともに必然的に行われていく、と述べています。
日々、嘆息しつつも、
嘆いてばかりはいられないんだな、と若い堀さんなどの声に耳を傾けている今日この頃です。

オコジョさん、こんにちは~。
私の場合は10年以上も前から日本国内の全国紙はとっていませんし、
テレビも埃を拭くだけに存在する厄介者になって久しいのですが、
周囲の友人たちは、というとそうでもないのです。
麻生、小泉、安倍と歴代首相が画面に出るたびにテレビにモノをぶつけるクセのある友人に、
「それならテレビ見なかったらいいんじゃないの?」
と言っても、彼女は十年一日の如く同じことを繰り返しています。
「やっぱり、情報を仕入れなアカンから。」 
というのが理由です。
全国紙やテレビに変わる情報機関が彼女の生活には浸透していないのです。
私は、ラジオとネットが主な情報源ですが、
ラジオはどんな年配の人にも簡単に操作でき、持って行き方次第で
これから可能性があると思います。
「東京オリンピックまで生きていられるよう頑張りましょう」
というお年寄りの方が主にラジオを聞いて暮らすようになれば、
もう少し違う発言をされるかも知れません。

なぜ私の友人(50代後半)がラジオを聞かず、ネットもせず、
安倍、石原や橋下に悪態をつきながらも
テレビを見続けているのか、
それが解明できれば対策もまた思いつくかもしれませんが・・・。
私の周囲には年取った「テレビっ子」がずいぶんたくさんいて、
どうしたものか・・・。┐(´-`)┌

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